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確定申告完全ガイド2026(2025年分)|初心者でも安心の手順解説

公開日:2025年12月26日|更新日:2025年12月26日|カテゴリ:税金・金融

はじめに

確定申告と聞くと「難しそう」「面倒くさい」と思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、e-Taxを使えば自宅で簡単に確定申告ができます。 医療費控除や住宅ローン控除、ふるさと納税を活用すれば、数万円〜数十万円の還付金が受け取れることも。

この記事では、2026年(2025年分)の確定申告について、初心者でも分かるように徹底解説します。

この記事で分かること:
  • 確定申告が必要な人・不要な人
  • e-Taxでの確定申告手順
  • 使える控除の一覧と計算方法
  • ケース別の確定申告のポイント
  • よくある間違いと対処法
2026年の確定申告期間:
  • 2026年2月16日(月)〜3月15日(月)
  • 還付申告は2026年1月から可能

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確定申告が必要な人・不要な人

確定申告が必要な人

以下のいずれかに該当する場合、確定申告が必要です:

ケース 詳細
①給与所得が2,000万円超 年末調整の対象外
②副業の所得が20万円超 給与所得以外の所得
③2か所以上から給与を受けている 従たる給与が20万円超
④給与所得以外の所得がある 不動産所得、事業所得など
⑤公的年金が400万円超 または年金以外の所得が20万円超
⑥退職金を受け取った 源泉徴収されていない場合
⑦株式の売却益・配当がある 特定口座(源泉徴収なし)の場合
⑧不動産を売却した 譲渡所得がある場合
⑨海外の所得がある 外国所得がある場合
⑩個人事業主・フリーランス 事業所得がある場合

確定申告が不要な人

以下の条件をすべて満たす場合、確定申告は不要です:

会社員の場合:
  • 給与所得のみ
  • 1か所からの給与
  • 年末調整を受けている
  • 副業の所得が20万円以下
年金受給者の場合:
  • 公的年金が400万円以下
  • 年金以外の所得が20万円以下

確定申告すると得する人(還付申告)

確定申告が不要でも、以下の場合は還付申告をすると税金が戻ってきます:

ケース 還付額の目安
医療費が年間10万円超 数千円〜数万円
住宅ローン控除(初年度) 数十万円
ふるさと納税をした 寄附額 - 2,000円
年の途中で退職した 源泉徴収された税金の一部
災害や盗難の被害を受けた 雑損控除
iDeCoに加入している 掛金の全額控除

還付申告は5年以内ならいつでも可能です。

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確定申告の種類

白色申告 vs 青色申告

項目 白色申告 青色申告
対象者 すべての事業者 開業届を出した事業者
帳簿 簡易な帳簿でOK 複式簿記が必要
特別控除 なし 最大65万円
赤字の繰越 できない 3年間繰越可能
家族への給与 経費にできない 青色事業専従者給与として経費OK
おすすめ 副業初心者 本格的に事業をする人
青色申告のメリット:
  • 最大65万円の特別控除(年収500万円なら約20万円の節税)
  • 赤字を3年間繰り越せる
  • 家族への給与を経費にできる
青色申告の条件:
  • 開業届と青色申告承認申請書を提出(申告する年の3月15日まで)
  • 複式簿記で記帳

e-Tax vs 書面提出

項目 e-Tax 書面提出
提出方法 インターネット 税務署に郵送・持参
必要なもの マイナンバーカード 確定申告書・必要書類
メリット 自宅で完結、還付が早い(3週間) マイナンバーカード不要
デメリット マイナンバーカードの準備が必要 税務署に行く手間、還付が遅い(1〜2ヶ月)
おすすめ ★★★★★ ★★☆☆☆
e-Taxのメリット:
  1. 自宅で24時間いつでも申告可能
  2. 還付金が早い(書面は1〜2ヶ月、e-Taxは3週間)
  3. 書類の郵送不要(添付書類も画像アップロードでOK)
  4. 青色申告なら65万円控除(書面は55万円控除)

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確定申告の準備(必要書類)

必須書類

すべての人に必要な書類:

書類 入手先
マイナンバーカード 市区町村役場
源泉徴収票 勤務先
銀行口座情報 還付金の振込先

控除別の必要書類

該当する控除がある場合に必要:

医療費控除:
  • 医療費の領収書(または医療費通知)
  • 医療費控除の明細書
住宅ローン控除(初年度のみ):
  • 住宅借入金等特別控除額の計算明細書
  • 住民票の写し
  • 建物・土地の登記事項証明書
  • 建物・土地の不動産売買契約書の写し
  • 住宅ローンの残高証明書
ふるさと納税:
  • 寄附金受領証明書(自治体から送付)
生命保険料控除・地震保険料控除:
  • 保険料控除証明書(保険会社から送付)
iDeCo(小規模企業共済等掛金控除):
  • 小規模企業共済等掛金払込証明書
副業(事業所得・雑所得):
  • 収入の証明(支払調書、請求書、振込明細など)
  • 経費の領収書・レシート

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e-Taxでの確定申告手順

e-Taxを使った確定申告の手順を5ステップで解説します。

ステップ1:e-Taxの準備

1-1. マイナンバーカードを準備
  • お持ちでない方は市区町村役場で申請(発行まで1ヶ月程度)
1-2. 国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセス
  • URL: https://www.keisan.nta.go.jp/
1-3. 「作成開始」をクリック
  • 「マイナンバーカード方式」を選択
  • スマホまたはICカードリーダーを準備
1-4. マイナンバーカードで認証
  • スマホの場合:マイナポータルアプリをインストール
  • PCの場合:ICカードリーダーが必要

ステップ2:収入・所得の入力

2-1. 申告する年分を選択
  • 2026年の確定申告なら「令和7年分」を選択
2-2. 給与所得の入力
  • 源泉徴収票を見ながら入力
  • 支払金額、源泉徴収税額、社会保険料などを入力
2-3. その他の所得を入力 副業(雑所得)の場合:
  • 「雑所得」を選択
  • 収入金額と必要経費を入力
  • 所得 = 収入 - 経費
事業所得の場合:
  • 「事業所得」を選択
  • 青色申告の場合は事前に帳簿を作成
不動産所得、株式の譲渡所得なども該当があれば入力

ステップ3:控除の入力

3-1. 所得控除を入力

すべての人に適用される控除:

  • 基礎控除:48万円(自動入力)

該当する控除を入力:

配偶者控除・配偶者特別控除:
  • 配偶者の収入を入力
  • 控除額:最大38万円
扶養控除:
  • 扶養親族の氏名・生年月日を入力
  • 控除額:38万円〜63万円(年齢により異なる)
社会保険料控除:
  • 源泉徴収票の「社会保険料等の金額」を入力
  • 国民年金・国民健康保険も該当
生命保険料控除:
  • 保険料控除証明書を見ながら入力
  • 控除額:最大12万円
地震保険料控除:
  • 保険料控除証明書を見ながら入力
  • 控除額:最大5万円
医療費控除:
  • 「医療費控除」を選択
  • 医療費の合計額を入力(10万円超の部分が控除対象)
  • または「セルフメディケーション税制」を選択
住宅ローン控除:
  • 「住宅借入金等特別控除」を選択
  • 必要書類を見ながら入力
  • 控除額:年末残高の0.7%(上限あり)
寄附金控除(ふるさと納税):
  • 「寄附金控除」を選択
  • 寄附先と金額を入力
  • 寄附金額 - 2,000円が控除対象
小規模企業共済等掛金控除(iDeCo):
  • 掛金払込証明書を見ながら入力
  • 掛金全額が控除対象

ステップ4:税額の確認

4-1. 税額の自動計算
  • 所得税額が自動で計算される
4-2. 還付金または納付額の確認 還付の場合:
  • すでに源泉徴収された税額 > 計算された税額
  • 差額が還付金として振り込まれる
納付の場合:
  • すでに源泉徴収された税額 < 計算された税額
  • 差額を納付する必要がある
4-3. 住民税の確認
  • 住民税の納付方法を選択
  • 「自分で納付」を選択すると、副業分の住民税を普通徴収にできる

ステップ5:送信

5-1. 入力内容の確認
  • 入力漏れや誤りがないかチェック
5-2. マイナンバーカードで電子署名
  • スマホまたはICカードリーダーで認証
5-3. 送信完了
  • 受付番号が表示される
  • 控えをPDFで保存
5-4. 還付金の振込
  • e-Taxの場合:約3週間後
  • 書面の場合:1〜2ヶ月後

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確定申告で使える控除一覧

確定申告で使える主な控除を解説します。

基礎控除

すべての人に適用
  • 控除額:48万円(合計所得2,400万円以下)
  • 所得が増えると控除額が減る

配偶者控除

配偶者の年収が103万円以下
  • 控除額:38万円(配偶者が70歳未満)
  • 控除額:48万円(配偶者が70歳以上)
節税効果:
  • 年収500万円の場合:約7.6万円の節税

配偶者特別控除

配偶者の年収が103万円超〜201万円以下
  • 控除額:1万円〜38万円(配偶者の収入により変動)

扶養控除

扶養親族がいる場合
  • 16歳〜18歳:38万円
  • 19歳〜22歳:63万円(特定扶養親族)
  • 23歳〜69歳:38万円
  • 70歳以上:48万円(同居の場合58万円)

社会保険料控除

支払った社会保険料の全額
  • 健康保険料、厚生年金保険料
  • 国民年金、国民健康保険
  • 介護保険料
節税効果:
  • 社会保険料100万円の場合:約20万円の節税(年収500万円)

生命保険料控除

生命保険料・介護医療保険料・個人年金保険料
  • 各区分で最大4万円、合計最大12万円
計算例:
  • 年間保険料8万円超 → 控除額4万円
節税効果:
  • 控除額12万円の場合:約2.4万円の節税(年収500万円)

地震保険料控除

地震保険料
  • 控除額:最大5万円(支払った保険料の全額)
節税効果:
  • 保険料5万円の場合:約1万円の節税(年収500万円)

医療費控除

年間医療費が10万円超(または所得の5%超)
  • 控除額:医療費 - 10万円(上限200万円)
対象となる医療費:
  • 診察費、治療費、薬代
  • 通院のための交通費
  • 入院費用
  • 歯科治療(保険適用外も一部OK)
  • 介護サービス費用
対象外:
  • 美容整形、予防接種
  • 健康診断、人間ドック(病気が見つからなかった場合)
  • ビタミン剤、サプリメント
計算例:
  • 年間医療費30万円の場合
  • 控除額:30万円 - 10万円 = 20万円
  • 節税効果:約4万円(年収500万円)
セルフメディケーション税制との選択:
  • 医療費控除またはセルフメディケーション税制のどちらか一方のみ適用
  • セルフメディケーション税制:対象医薬品の購入費が12,000円超の場合、上限88,000円まで控除

住宅ローン控除

住宅ローンを組んで住宅を購入・新築・増改築した場合
  • 控除額:年末残高の0.7%
  • 控除期間:新築13年間、中古10年間
  • 控除上限:住宅の種類により異なる
控除額の上限(新築・買取再販):
  • 認定住宅(長期優良住宅・低炭素住宅):年間35万円
  • ZEH水準省エネ住宅:年間31.5万円
  • 省エネ基準適合住宅:年間28万円
  • その他の住宅:年間21万円
計算例:
  • 年末残高4,000万円、認定住宅の場合
  • 控除額:4,000万円 × 0.7% = 28万円
  • ただし上限は35万円なので、28万円が控除される
初年度のみ確定申告が必要:
  • 2年目以降は年末調整で適用可能

寄附金控除(ふるさと納税)

ふるさと納税をした場合
  • 控除額:寄附金額 - 2,000円
ワンストップ特例との違い:
  • ワンストップ特例:確定申告不要(5自治体以内)
  • 確定申告:6自治体以上でも適用可能
計算例:
  • 年間寄附額5万円の場合
  • 控除額:5万円 - 2,000円 = 48,000円

小規模企業共済等掛金控除(iDeCo)

iDeCoの掛金全額
  • 控除額:掛金全額(年間14.4万円〜81.6万円)
計算例:
  • 月額2万円、年間24万円の掛金
  • 控除額:24万円
  • 節税効果:約4.8万円(年収500万円)

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ケース別確定申告のポイント

ケース1:会社員 + 副業

前提:
  • 本業の年収:500万円
  • 副業の収入:80万円
  • 副業の経費:20万円
  • 副業の所得:60万円
確定申告の手順:
  1. 給与所得を入力

- 源泉徴収票を見ながら入力

  1. 副業の所得を入力

- 雑所得または事業所得を選択 - 収入:80万円、経費:20万円 - 所得:60万円

  1. 住民税の徴収方法を選択

- 「自分で納付」を選択 → 副業分の住民税を普通徴収

  1. 税額の確認

- 副業所得60万円 × 税率20% ≒ 12万円の追加納税

ポイント:
  • 副業の所得が20万円超なので確定申告が必要
  • 経費をしっかり計上して所得を減らす
  • 住民税を「自分で納付」にして会社に副業がバレないようにする

ケース2:会社員 + 医療費控除

前提:
  • 年収:500万円
  • 医療費:年間30万円
確定申告の手順:
  1. 給与所得を入力

- 源泉徴収票を見ながら入力

  1. 医療費控除を入力

- 医療費の合計:30万円 - 控除額:30万円 - 10万円 = 20万円

  1. 税額の確認

- 還付金:約4万円

ポイント:
  • 医療費が10万円を超えたら確定申告で還付を受けられる
  • 家族全員の医療費を合算できる
  • 領収書は5年間保管

ケース3:会社員 + 住宅ローン控除(初年度)

前提:
  • 年収:600万円
  • 住宅ローン年末残高:3,500万円
  • 住宅:認定住宅(新築)
確定申告の手順:
  1. 給与所得を入力

- 源泉徴収票を見ながら入力

  1. 住宅ローン控除を入力

- 住宅の種類:認定住宅 - 年末残高:3,500万円 - 控除額:3,500万円 × 0.7% = 24.5万円

  1. 税額の確認

- 還付金:約24.5万円

ポイント:
  • 初年度のみ確定申告が必要
  • 2年目以降は年末調整でOK
  • 必要書類が多いので事前に準備

ケース4:フリーランス・個人事業主

前提:
  • 事業収入:800万円
  • 経費:300万円
  • 事業所得:500万円
  • 青色申告特別控除:65万円
確定申告の手順:
  1. 事業所得を入力

- 収入:800万円 - 経費:300万円 - 所得:500万円

  1. 青色申告特別控除を適用

- 控除額:65万円 - 所得:500万円 - 65万円 = 435万円

  1. 各種控除を入力

- 基礎控除、社会保険料控除、生命保険料控除など

  1. 税額の確認

- 所得税:約50万円 - 住民税:約43万円

ポイント:
  • 青色申告で65万円の特別控除
  • 複式簿記での記帳が必要
  • 会計ソフトの利用を推奨

ケース5:年金受給者

前提:
  • 公的年金:年間250万円
  • その他の所得:なし
確定申告の必要性:
  • 公的年金が400万円以下で、他の所得が20万円以下
  • 確定申告は不要(確定申告不要制度)
還付申告をすると得するケース:
  • 医療費が年間10万円超
  • 生命保険料を支払っている
  • 社会保険料(国民健康保険など)を支払っている

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確定申告でよくある間違い

間違い1:収入と所得を混同

収入: 入ってきたお金の総額 所得: 収入 - 経費 例:
  • 副業の収入:80万円
  • 副業の経費:20万円
  • 副業の所得:60万円

確定申告では「所得」が20万円超かどうかで判断します。

間違い2:医療費控除の対象外費用を計上

対象外の費用:
  • 美容整形、予防接種
  • 健康診断(病気が見つからなかった場合)
  • ビタミン剤、サプリメント
  • 自家用車のガソリン代・駐車場代

間違い3:副業の20万円ルールの誤解

誤解: 副業の収入が20万円以下なら確定申告不要 正しい: 副業の所得が20万円以下なら所得税の確定申告不要 ただし:
  • 住民税の申告は必要(所得が1円でも)
  • 医療費控除などを受ける場合は副業の所得も申告が必要

間違い4:ふるさと納税の申告漏れ

ワンストップ特例を申請したが、確定申告をした場合、ワンストップ特例が無効になります。

確定申告で必ず「寄附金控除」を入力してください。

間違い5:住宅ローン控除の2年目以降

住宅ローン控除は初年度のみ確定申告が必要です。

2年目以降は年末調整で適用できますが、年末調整で申告し忘れた場合は確定申告が必要です。

間違い6:扶養控除の年齢制限

扶養控除は16歳以上が対象です。

15歳以下の子どもは扶養控除の対象外(児童手当があるため)。

間違い7:配偶者控除の収入要件

配偶者控除: 配偶者の年収103万円以下 配偶者特別控除: 配偶者の年収103万円超〜201万円以下

年収103万円を1円でも超えると配偶者控除が受けられなくなります。

間違い8:経費の証拠不足

副業の経費は領収書・レシートが必須です。

クレジットカードの明細だけでは不十分な場合があります。

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確定申告の期限と罰則

申告期限

2026年(2025年分)の確定申告期間:
  • 2026年2月16日(月)〜3月15日(月)
還付申告の期限:
  • 2026年1月から5年以内(2030年12月31日まで)

期限後申告のペナルティ

無申告加算税:
  • 原則:納税額の15%
  • 納税額が50万円超の部分:20%
  • 自主的に期限後申告した場合:5%
計算例:
  • 納税額30万円、期限後に申告
  • 無申告加算税:30万円 × 15% = 4.5万円
延滞税:
  • 期限の翌日から納付日まで
  • 年率:約2.4%〜8.7%(年により変動)
計算例:
  • 納税額30万円、2ヶ月遅延
  • 延滞税:約1,200円
重加算税:
  • 悪質な場合(隠蔽・仮装)
  • 税率:35%〜40%

無申告が発覚するケース

税務署は以下の情報を把握しています:
  • 銀行口座の入出金
  • クレジットカードの利用履歴
  • 不動産の登記情報
  • 支払調書(企業から税務署へ報告)

無申告は必ず発覚すると考えましょう。

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確定申告を簡単にする方法

会計ソフトを使う

おすすめ会計ソフト:
ソフト名 特徴 料金 おすすめ
freee 初心者向け、自動仕訳が優秀 月980円〜 ★★★★★
マネーフォワード 銀行・クレカ連携が強い 月980円〜 ★★★★☆
やよいの青色申告 老舗、安定感 初年度無料 ★★★★☆
会計ソフトのメリット:
  • 銀行口座・クレジットカードと連携
  • 自動で仕訳してくれる
  • 確定申告書を自動作成
  • e-Taxに直接送信可能

マイナンバーカードを取得

マイナンバーカードのメリット:
  • スマホで確定申告が完結
  • 税務署に行く必要なし
  • 青色申告なら65万円控除(カードなしは55万円)
取得方法:
  • 市区町村役場で申請
  • 発行まで約1ヶ月

領収書をデジタル化

スマホアプリで撮影 → 自動でデータ化
  • freee、マネーフォワード、Dr.Walletなど
  • 領収書を撮影するだけで自動入力

税理士に依頼する場合

税理士報酬の相場:
  • 個人事業主:年間10万円〜30万円
  • 会社員の確定申告:3万円〜5万円
税理士に依頼するメリット:
  • 確実に申告できる
  • 節税のアドバイスがもらえる
  • 税務調査の対応
税理士に依頼すべき人:
  • 事業所得が1,000万円以上
  • 不動産所得が複数ある
  • 税務調査が不安な人

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よくある質問(FAQ)

Q1. 初めての確定申告、何から始めればいい?

A. まず以下を準備してください:
  1. マイナンバーカード(お持ちでない方は市区町村役場で申請)
  2. 源泉徴収票(勤務先から受け取る)
  3. 控除に必要な書類(医療費の領収書、保険料控除証明書など)

次に、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスして、ガイドに従って入力していきます。

Q2. 会社員でも確定申告が必要?

A. 以下のいずれかに該当する場合は必要です:
  • 給与所得が2,000万円超
  • 副業の所得が20万円超
  • 2か所以上から給与を受けている
  • 医療費控除、住宅ローン控除などを受けたい場合

年末調整だけで済む会社員も多いですが、還付を受けられる場合は確定申告をおすすめします。

Q3. e-Taxとマイナンバーカードは必須?

A. 必須ではありませんが、強く推奨します。 e-Taxのメリット:
  • 自宅で24時間申告可能
  • 還付金が早い(3週間)
  • 青色申告の65万円控除(書面は55万円)

書面でも申告できますが、税務署に行く手間や還付が遅いデメリットがあります。

Q4. 医療費控除とセルフメディケーション税制の違いは?

A. どちらか一方のみ適用できます。 医療費控除:
  • 年間医療費が10万円超の場合
  • 控除額:医療費 - 10万円
セルフメディケーション税制:
  • 対象医薬品の購入費が12,000円超の場合
  • 控除額:購入費 - 12,000円(上限88,000円)

通常は医療費控除の方が有利ですが、医療費が10万円未満の場合はセルフメディケーション税制を検討しましょう。

Q5. ふるさと納税はワンストップ特例と確定申告、どちらが得?

A. 手間を考えるとワンストップ特例が楽ですが、以下の場合は確定申告が必要です:
  • 6自治体以上に寄附した
  • 医療費控除、住宅ローン控除などで確定申告する
  • 副業の所得が20万円超

確定申告をする場合、ワンストップ特例が無効になるため、必ず寄附金控除を入力してください。

Q6. 副業の経費はどこまで認められる?

A. 「副業に直接必要な費用」のみ経費にできます。 経費にできるもの:
  • 通信費(Wi-Fi、スマホ代の一部)
  • 消耗品(パソコン、文房具)
  • 書籍、セミナー費用
  • 交通費
経費にできないもの:
  • プライベートの食事代
  • プライベートの交通費
  • スーツ・私服
按分が必要:
  • 自宅の家賃(作業スペースの割合)
  • 通信費(仕事とプライベートの割合)

Q7. 確定申告を忘れたらどうなる?

A. 無申告加算税(15%〜20%)と延滞税がかかります。

ただし、気づいた時点で期限後申告をすれば、無申告加算税は5%に軽減されます。

還付申告なら5年以内ならいつでも可能です。

Q8. 還付金はいつ振り込まれる?

A. 申告方法により異なります:
  • e-Tax:約3週間後
  • 書面:1〜2ヶ月後

還付申告を早めに提出すれば、それだけ早く還付金を受け取れます。

Q9. 税務署に行かないとダメ?

A. e-Taxなら税務署に行く必要はありません。

スマホまたはPCで自宅から申告できます。

どうしても不安な場合は、税務署の相談窓口や税理士に相談しましょう。

Q10. 間違えて申告した場合は?

A. 訂正申告または更正の請求ができます。 訂正申告(申告期限内):
  • 3月15日までなら何度でも訂正可能
  • e-Taxで再度送信
更正の請求(申告期限後):
  • 5年以内なら訂正可能
  • 税務署に「更正の請求書」を提出

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まとめ:確定申告のポイント

📌 重要ポイント5つ:

1. 確定申告が必要かどうかを確認

  • 副業の所得が20万円超
  • 医療費が年間10万円超
  • 住宅ローン控除(初年度)
  • ふるさと納税(6自治体以上)

2. e-Taxで申告すれば簡単・早い

  • 自宅で24時間申告可能
  • 還付金が3週間で振り込まれる
  • マイナンバーカードを準備

3. 使える控除をすべて活用

  • 医療費控除、住宅ローン控除
  • ふるさと納税、iDeCo
  • 生命保険料控除、扶養控除

4. 副業の経費をしっかり計上

  • 領収書・レシートを保管
  • 按分が必要なものは適切に計算
  • 会計ソフトで自動化

5. 期限を守る

  • 2026年2月16日〜3月15日
  • 期限後申告はペナルティあり
  • 還付申告は5年以内ならいつでもOK

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ケース別チェックリスト: 会社員 + 副業:
  • ☑ 副業の収入・経費を集計
  • ☑ 源泉徴収票を準備
  • ☑ 住民税を「自分で納付」に設定
会社員 + 医療費控除:
  • ☑ 医療費の領収書を集計
  • ☑ 源泉徴収票を準備
  • ☑ 還付金の振込先を確認
会社員 + 住宅ローン控除(初年度):
  • ☑ 住宅ローンの残高証明書
  • ☑ 登記事項証明書、売買契約書
  • ☑ 源泉徴収票を準備
フリーランス・個人事業主:
  • ☑ 帳簿を作成(複式簿記)
  • ☑ 青色申告決算書を作成
  • ☑ 各種控除証明書を準備

---

今すぐやるべきこと:
  1. マイナンバーカードの取得(お持ちでない方)
  2. 必要書類の準備(源泉徴収票、控除証明書など)
  3. 領収書の整理(医療費、経費など)
  4. 会計ソフトの検討(副業・事業所得がある方)

確定申告は難しくありません。この記事を参考に、しっかり還付金を受け取りましょう!

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