電気自動車・プラグインハイブリッド・ハイブリッド・ガソリン車を徹底比較。47車種から2台選んで総コスト計算。補助金・充電設備・燃料費を含めた損益分岐点を自動算出。
🚗 各タイプの特徴を理解しよう
⚡ 電気自動車(EV)
バッテリーに充電した電気のみで走行。ガソリンは一切使いません。
✅ メリット
- 燃料費が激安:電気代のみ(ガソリンの約半額)
- 補助金が大きい:国+自治体で最大135万円
- メンテナンス費が安い:オイル交換不要
- 静かで快適:エンジン音がない
- 加速が良い:モーターの瞬発力
- 環境に優しい:走行中のCO2排出ゼロ
❌ デメリット
- 車両価格が高い:ガソリン車より100万円以上高い
- 航続距離が短い:1回の充電で200〜400km
- 充電時間が長い:急速充電でも30分〜1時間
- 充電設備が必要:自宅設置で15〜40万円
- 充電スポットが少ない:ガソリンスタンドより不便
- 冬に航続距離低下:寒冷地では30%短くなる
💡 こんな人におすすめ: 毎日の通勤・買い物がメイン(片道30km以内)、自宅に充電設備を設置できる、補助金がもらえる
🔌 プラグインハイブリッド(PHEV)
電気とガソリン両方で走れる。近距離はEV、長距離はガソリンで走行。
✅ メリット
- 普段使いはEV走行:近距離なら電気代のみ
- 長距離も安心:ガソリンで走れるので航続距離の心配なし
- 補助金あり:EVより少ないが50〜80万円程度
- 充電忘れてもOK:ガソリンで走れる
- EVとHVの良いとこ取り:使い分け可能
❌ デメリット
- 車両価格が最も高い:HVより100万円以上高い
- 充電しないと意味なし:充電しないとただの重いHV
- EV走行距離が短い:1回の充電で50〜95km程度
- 充電設備が必要:自宅設置で費用がかかる
- 車両が重い:バッテリー搭載で燃費に影響
💡 こんな人におすすめ: 普段は近距離、たまに長距離ドライブ、毎日充電できる環境がある、航続距離の不安を解消したい
⚙️ ハイブリッド(HV)
ガソリンエンジン+モーター。充電不要で燃費が良い。
✅ メリット
- 燃費が良い:ガソリン車の約2倍(25〜35km/L)
- 充電不要:ガソリンだけで走れる
- 価格が手頃:EVより安い
- 航続距離が長い:1回の給油で600km以上
- 給油が簡単:ガソリンスタンドで5分
- メンテナンスが楽:EVほど安くないがガソリン車より安い
❌ デメリット
- 燃料費はガソリン代:EVより高い
- 補助金なし:国や自治体の補助なし
- メンテナンス費:オイル交換など必要
- ガソリン車より高い:同クラスで30〜50万円高い
- バッテリー交換:10年後に10〜20万円
💡 こんな人におすすめ: 充電設備が設置できない(マンション・賃貸)、長距離ドライブが多い、燃費は良くしたいが充電は面倒
⛽ ガソリン車
従来型のガソリンエンジンのみで走行。シンプルで安い。
✅ メリット
- 車両価格が最安:初期費用が抑えられる
- 給油が簡単:ガソリンスタンドで5分
- 航続距離が長い:1回の給油で600km以上
- メンテナンスが簡単:整備工場が多い
- 中古車が豊富:選択肢が多い
- 充電不要:インフラの心配なし
❌ デメリット
- 燃料費が高い:EVの約2倍
- 補助金なし:購入補助なし
- 燃費が悪い:HVの半分程度(15〜20km/L)
- メンテナンス費:オイル交換、消耗品交換多い
- 環境負荷:CO2排出あり
- 将来性:2035年以降は新車販売禁止予定
💡 こんな人におすすめ: 年間走行距離が少ない(5,000km未満)、初期費用を抑えたい、充電設備が設置できない、シンプルが一番
よくある質問
Q1. EVは何年で元が取れますか?
補助金あり・年間1万km走行なら約7〜10年で元が取れます。
補助金なしの場合は20年以上かかるため、補助金が重要です。
年間走行距離が多いほど(2万km以上)、燃料費の差で早く元が取れます。
Q2. 補助金はいくらもらえますか?
国の補助金:最大85万円(車種により異なる)
自治体の補助金:0〜75万円(東京都は最大75万円、神奈川県は50万円など)
合計で最大135万円程度もらえる場合もあります。お住まいの自治体HPで確認してください。
Q3. 充電設備の設置費用は?
自宅(戸建て):工事費込みで15〜40万円
マンション:管理組合の許可が必要、共用部なら100万円以上
賃貸:大家の許可が必要、原状回復義務あり
自宅に設置できない場合、公共充電スポット利用となり不便です。
Q4. 電気代はガソリン代より本当に安い?
はい、約半額です。
・EV:100km走行で約500円(電費6km/kWh、電気代30円/kWh)
・ガソリン車:100km走行で約1,100円(燃費15km/L、165円/L)
年間1万km走るとEVは年5万円、ガソリン車は年11万円で、年間6万円の差。
夜間電力プランなら電気代15円/kWh程度でさらにお得です。
Q5. EVのメンテナンス費用は安い?
はい、ガソリン車より安いです。
・オイル交換不要:年2回×5,000円 = 年1万円削減
・ブレーキパッド交換頻度が少ない:回生ブレーキで減りにくい
・消耗部品が少ない:エンジンがないため故障箇所が少ない
年間2〜3万円のメンテナンス費削減が見込めます。
Q6. EVのデメリットは?
・航続距離:1回の充電で200〜400km(ガソリン車は600km以上)
・充電時間:急速充電でも30分〜1時間(給油は5分)
・充電スポット:ガソリンスタンドより少ない
・バッテリー劣化:8〜10年で交換が必要な場合も(50〜100万円)
・冬の航続距離低下:寒冷地では30%程度短くなる
Q7. 中古のEVはお得?
バッテリーの劣化に注意。
初期型リーフ(2011年式)は航続距離が半分以下になっているケースも。
5年落ち以内、走行5万km以下がおすすめ。バッテリー保証が残っているか確認必須です。
Q8. 長距離ドライブでEVは使える?
計画的に使えば可能ですが、ガソリン車より不便。
高速道路のSA/PAに急速充電器があるため、200km毎に30分休憩すれば長距離も可能。
ただし、混雑時は充電待ちが発生します。年に数回の長距離ならレンタカーも選択肢です。
Q9. EVは環境に本当に優しい?
走行中のCO2排出はゼロですが、電気の発電方法による影響があります。
・火力発電:CO2排出あり
・太陽光・風力:クリーン
・原子力:CO2少ない
トータルではガソリン車より環境負荷は小さいですが、バッテリー製造時のCO2も考慮が必要です。
Q10. 結局、EVとガソリン車どっちがいい?
あなたの状況次第です。
EVがおすすめ:
・年間1万km以上走る
・自宅に充電設備を設置できる(戸建て)
・補助金がもらえる
・通勤など毎日使う(近距離)
ガソリン車がおすすめ:
・年間走行距離が少ない(5,000km未満)
・マンション・賃貸で充電設備が設置できない
・長距離ドライブが多い
・補助金がもらえない