排卵予定日と妊娠しやすい時期を計算する
最終月経の開始日と、生理周期の日数を入力すると、
排卵予定日、妊娠しやすい可能性が高い期間、次回生理予定日を自動計算します。
一般的な「排卵は次の生理予定日の約14日前」という考え方にもとづいた目安ツールです。
一般的には25〜35日の範囲が多いとされています。
📘 このツールの使い方
- カレンダーから、直近の最終月経開始日を選びます。
- ふだんの生理周期の日数(例:28日周期)を入力します。
- 「計算する」をタップすると、排卵予定日と妊娠しやすい時期の目安が表示されます。
- 周期が乱れがちな場合は、複数月分の平均値を入力すると目安として使いやすくなります。
※ このツールはあくまで目安であり、避妊・妊娠の確実な保証にはなりません。
妊娠を希望されている方も、避妊をしたい方も、最終的な判断は必ず医師と相談してください。
💡 排卵日と妊娠しやすい時期の仕組み
生理周期別の排卵日・妊娠可能期間一覧
最終月経開始日を1日目とした場合:
| 生理周期 | 排卵予定日 (周期日目) |
妊娠可能期間 (周期日目) |
次回生理予定 |
|---|---|---|---|
| 24日周期 | 10日目ごろ | 5〜11日目 | 24日目 |
| 26日周期 | 12日目ごろ | 7〜13日目 | 26日目 |
| 28日周期 | 14日目ごろ | 9〜15日目 | 28日目 |
| 30日周期 | 16日目ごろ | 11〜17日目 | 30日目 |
| 32日周期 | 18日目ごろ | 13〜19日目 | 32日目 |
| 35日周期 | 21日目ごろ | 16〜22日目 | 35日目 |
ポイント:排卵日は次の生理予定日の約14日前です。
排卵は「次の生理予定日の約14日前」が目安
一般的に、排卵は次の生理予定日の約14日前に起こると言われています。
例えば28日周期の場合、最終月経開始日から数えて14日目前後が排卵日となるイメージです。
計算式:
排卵予定日 = 最終月経開始日 + (生理周期 - 14日)
例:28日周期の場合
排卵予定日 = 最終月経開始日 + 14日目ごろ
妊娠しやすい期間(妊娠可能期間)
精子は体内で2〜5日程度生存するとされ、卵子の受精可能時間は排卵後約24時間程度です。
そのため、このツールでは次のように妊娠可能期間を目安として計算しています。
妊娠可能期間:
• 排卵予定日の5日前から前日まで(精子の生存期間を考慮)
• 排卵予定日当日〜翌日(卵子の受精可能時間を考慮)
これらをまとめて「妊娠しやすい時期」として表示しています。
次回生理予定日の計算
最終月経開始日に生理周期の日数を足すことで、次回の生理予定日の目安も同時に計算しています。
計算式:
次回生理予定日 = 最終月経開始日 + 生理周期
排卵日を正確に知る方法
1. 基礎体温の測定:
毎朝同じ時間に体温を測定し、グラフ化することで排卵日を予測できます。
排卵後は体温が約0.3〜0.5℃上昇します。
2. 排卵検査薬:
尿中のLH(黄体形成ホルモン)の急上昇を検出し、排卵の24〜36時間前を予測できます。
薬局やドラッグストアで購入可能です。
3. おりものの変化:
排卵期になると、おりものが透明で伸びやすくなります(卵白状)。
4. 超音波検査(エコー):
婦人科で卵胞の大きさを確認し、排卵日を正確に予測できます。
最も正確な方法です。
生理周期が乱れる原因
生理周期は以下の要因で変動することがあります:
• ストレス:仕事や人間関係のストレス
• 体重の変化:急激なダイエットや体重増加
• 睡眠不足:不規則な生活リズム
• 運動:過度な運動や運動不足
• 年齢:思春期や更年期に近づくと不安定に
• 病気:多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、甲状腺疾患など
※ 月経周期や排卵日は、ストレス・体調・年齢などさまざまな要因で変動します。
周期が安定していない場合や、妊娠・避妊について不安がある場合は、婦人科での相談をおすすめします。
📐 このツールの計算ロジック
計算はシンプルなモデルに基づいています。
• 生理周期:cycle日
• 最終月経開始日:lastPeriod
1. 排卵予定日:
ovulationDay = lastPeriod + (cycle − 14)日
2. 妊娠可能期間(目安):
fertileStart = ovulationDay − 5日
fertileEnd = ovulationDay + 1日
3. 次回生理予定日:
nextPeriod = lastPeriod + cycle日
あくまで目安であり、実際の排卵日とずれる場合も多くあります。
正確な排卵日を把握したい場合は、基礎体温測定や排卵検査薬の利用、医療機関での検査などが有効です。
❓ よくある質問(FAQ)
周期がバラバラでも使えますか?
目安としては使えますが、周期が大きく乱れている場合、実際の排卵日とのズレが大きくなる可能性があります。
対策:
• 何か月かの周期を平均して入力する
• 基礎体温や排卵検査薬を併用する
• 婦人科での相談をおすすめします
周期が不安定な場合の平均計算例:
• 1月:28日
• 2月:32日
• 3月:26日
→ 平均:(28 + 32 + 26) ÷ 3 = 約29日
避妊目的でこのツールを利用しても大丈夫?
このツールは避妊法として利用することを前提にしていません。
排卵日予測は不確実性が高く、安全日・危険日といった考え方は確実な避妊につながりません。
理由:
• 排卵日は体調やストレスで変動する
• 精子は体内で最大5日間生存する
• 月経中でも妊娠の可能性はゼロではない
• 周期が不規則な場合は予測困難
確実な避妊が必要な場合は、医師や専門家に相談のうえ、適切な避妊方法を選択してください。
妊娠を希望しています。このツールだけで十分?
妊娠を希望される場合の目安としては便利ですが、年齢や体質、パートナーの状態などによって状況は大きく変わります。
妊娠しやすくするためのポイント:
• 排卵日の2〜3日前から性交渉を持つ
• 基礎体温や排卵検査薬で排卵日を正確に把握
• ストレスを減らし、規則正しい生活を心がける
• 葉酸サプリメントの摂取(妊娠前から)
• 適正体重の維持
なかなか妊娠しない場合や不安がある場合は、早めに不妊治療専門クリニックや婦人科で相談することをおすすめします。
受診の目安:
• 35歳未満:1年間妊娠しない場合
• 35歳以上:6ヶ月間妊娠しない場合
診断や治療の代わりになりますか?
いいえ。このツールはあくまで一般的な情報と簡易計算に基づく目安であり、医師による診断や治療の代わりにはなりません。
生理周期は何日が正常ですか?
正常な生理周期:
25〜38日(一般的には28日前後が多い)
周期が短い場合(24日以下):
「頻発月経」と呼ばれ、無排卵やホルモンバランスの乱れが原因の可能性があります。
周期が長い場合(39日以上):
「稀発月経」と呼ばれ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などの可能性があります。
受診の目安:
• 周期が24日以下または39日以上が続く
• 生理が3ヶ月以上来ない
• 周期が毎月大きく変動する
排卵痛とは何ですか?
排卵痛:
排卵時に下腹部に感じる痛みのことです。
特徴:
• 生理と生理の中間あたりに起こる
• 片側の下腹部(卵巣のあたり)が痛む
• 数時間〜数日続く
• 軽い痛みから強い痛みまで個人差がある
原因:
• 卵胞が破れて卵子が放出されるときの刺激
• 卵巣周辺の腹膜の刺激
注意:
強い痛みや出血を伴う場合は、卵巣嚢腫や子宮内膜症の可能性もあるため、婦人科を受診してください。
基礎体温はどうやって測りますか?
基礎体温の測り方:
1. 測定時間:
毎朝、目覚めた直後に測定します(起き上がる前)。
2. 測定方法:
• 婦人体温計を舌の下に入れる
• 口を閉じて測定
• 毎日同じ時間に測る
3. 記録:
• 専用のグラフやアプリに記録
• 最低3ヶ月続けると傾向がわかる
基礎体温のパターン:
• 低温期:月経開始〜排卵前(約36.3〜36.5℃)
• 高温期:排卵後〜次の月経前(約36.7〜37.0℃)
• 体温上昇のタイミングが排卵日の目安
月経不順の場合はどうすればいいですか?
月経不順の原因:
• ストレス
• 急激な体重変化
• 過度な運動
• 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
• 甲状腺疾患
• 高プロラクチン血症
対策:
• 規則正しい生活を心がける
• ストレスを減らす
• 適正体重を維持
• 基礎体温を記録
• 婦人科を受診
受診のタイミング:
• 生理が3ヶ月以上来ない
• 周期が大きく乱れる
• 妊娠を希望している