リボ払いの総支払額を計算する
クレジットカードのリボ払い残高と金利、毎月の支払額を入力すると、 完済までの回数・総支払額・利息総額を自動計算します。
📘 このツールの使い方
- カード明細から「リボ残高」「実質年率」「毎月の支払額」を確認します。
- それぞれの値を入力します。
- 「シミュレーションする」をタップすると、完済までの回数・総支払額・利息総額が表示されます。
- 支払い額を増やしたパターンと比較して検討すると、負担感の違いが分かりやすくなります。
💡 リボ払いの仕組みと危険性
リボ払い返済シミュレーション(残高30万円の場合)
| 毎月の支払額 | 完済回数 | 完済期間 | 利息総額 | 総支払額 |
|---|---|---|---|---|
| 5,000円 | 107回 | 約9年 | 235,380円 | 535,380円 |
| 10,000円 | 38回 | 約3年 | 74,680円 | 374,680円 |
| 20,000円 | 17回 | 約1年5ヶ月 | 32,620円 | 332,620円 |
| 30,000円 | 11回 | 約11ヶ月 | 20,900円 | 320,900円 |
前提条件:残高30万円、実質年率15%
ポイント:月5,000円だと利息が23.5万円、月3万円なら2.1万円と、11倍の差!
金利別の利息比較(残高30万円・月1万円返済の場合)
| 実質年率 | 完済回数 | 利息総額 | 総支払額 |
|---|---|---|---|
| 10% | 33回 | 48,420円 | 348,420円 |
| 15% | 38回 | 74,680円 | 374,680円 |
| 18% | 41回 | 91,080円 | 391,080円 |
リボ払いとは?
リボ払い(リボルビング払い)は、利用残高にかかわらず、毎月の支払額を一定にする支払い方法です。
一見、家計管理がしやすく感じますが、その裏で長期間にわたって高い金利がかかることが多く、気づかないうちに総支払額が大きく膨らみがちです。
リボ払いの特徴:
• 毎月の支払額が一定
• 実質年率15〜18%と高金利
• 元金がなかなか減らない
• 利息ばかり払い続ける
なぜ利息総額が膨らみやすいのか
リボ払いでは、毎月の支払額の中に「利息」と「元金返済分」が含まれます。
支払額が小さいと、利息ばかり払い続けて元金がなかなか減らず、結果として完済までの期間が長引き、利息総額が増えるという構造になります。
例(残高30万円、年率15%、月5,000円返済):
• 1回目の支払い:利息3,750円、元金返済1,250円
• 元金は1,250円しか減らない
• 完済まで107回(約9年)
• 利息総額235,380円(元金の78%)
リボ払いの危険性
1. 元金が減らない錯覚:
毎月支払っているのに、残高がほとんど減らない
2. 追加利用で雪だるま式に:
リボ払い中に新しい買い物をすると、残高がどんどん増える
3. 高金利:
実質年率15〜18%は、住宅ローン(0.5〜1%)の15〜36倍
4. 心理的負担:
完済の見通しが立たず、精神的ストレスが続く
5. 信用情報への影響:
長期間のリボ払いは、住宅ローンなどの審査に影響する可能性
リボ払いからの脱出方法
1. 毎月の支払額を増やす:
最も効果的。月1万円→2万円にするだけで利息が半減以下に
2. 一括返済・繰り上げ返済:
ボーナスや臨時収入で一気に返済
3. 低金利ローンへの借り換え:
銀行のカードローン(年5〜10%)に借り換えて利息を減らす
4. 新規利用を絶対にしない:
リボ払い中はクレジットカードの利用を控える
5. 家計の見直し:
固定費削減、副業など、返済原資を確保
このツールでできること
- 今の支払ペースだと、完済までに何回(何年)かかるかが分かる
- 総支払額と、そのうちいくらが利息なのかを可視化できる
- 毎月の支払額を増やしたときのシミュレーションも簡単に試せる
- 支払額別の比較で、早期返済のメリットが一目で分かる
注意:このツールはシミュレーションです。実際の明細と異なる場合があります。
📐 このツールの計算式(シミュレーション方法)
実際のリボ払いは複雑な場合もありますが、このツールでは分かりやすさを優先し、次のようなシンプルな前提で計算しています。
計算手順:
- 年率を12で割って月利を求める(例:15% → 月利1.25%)
- 毎月、残高に対して利息を計算し、支払額から利息を引いた分が元金の返済に充てられる
- 元金が0以下になるまで繰り返し、回数・総支払額・利息総額を集計する
計算式:
• 月利 = 年率 ÷ 12
• 利息 = 残高 × 月利
• 元金返済額 = 支払額 − 利息
• 新しい残高 = 残高 − 元金返済額
具体例(残高30万円、年率15%、月1万円):
• 月利 = 15% ÷ 12 = 1.25%
• 1回目利息 = 300,000円 × 1.25% = 3,750円
• 1回目元金返済 = 10,000円 − 3,750円 = 6,250円
• 新しい残高 = 300,000円 − 6,250円 = 293,750円
毎月の支払額が利息より少ない場合(=元金がこれ以上減らない場合)は、「支払額を増やさないと完済できません」というメッセージを表示します。
❓ よくある質問(FAQ)
実際の明細とピッタリ同じ結果になりますか?
各社の計算方法や手数料の扱いに違いがあるため、完全一致はしません。
あくまで「おおよその支払回数・利息総額」を把握するための目安としてご利用ください。
誤差が生じる理由:
• 端数処理の違い
• 年会費・手数料の有無
• 支払日の違い
• 追加利用の有無
追加で利用した分は考慮されていますか?
このツールでは「これ以上、新しい利用をしない」と仮定しています。
今後もリボ払いを追加利用する場合、実際の完済時期はさらに遅くなります。
重要:
リボ払い中は新規利用を控えることが早期完済の鍵です。
支払額を変えた場合の比較はできますか?
同じ残高・金利で、毎月の支払額だけ変えて複数回試すことで比較できます。
「今の1万円 → 2万円に増やした場合」などを見比べると効果が分かりやすくなります。
例(残高30万円、年率15%):
• 月1万円:38回、利息7.5万円
• 月2万円:17回、利息3.3万円
• 差額:21回短縮、利息4.2万円削減
リボ払いと分割払いの違いは?
リボ払い:
• 毎月の支払額が一定
• 利用額が増えても支払額は変わらない
• 完済時期が不明確
• 高金利(年15〜18%)
分割払い:
• 購入時に回数を決める
• 完済時期が明確
• 金利は商品・回数による
• 一般的にリボより低金利
リボ払いを一括返済できますか?
はい、いつでも一括返済・繰り上げ返済が可能です。
手続き方法:
• カード会社に電話で連絡
• 返済額を確認
• 指定口座に振込、または口座引き落とし
メリット:
• 利息が大幅に減る
• 精神的負担が軽減
• 信用情報が改善
リボ払いの金利は高いですか?
はい、非常に高いです。
金利比較:
• リボ払い:年15〜18%
• 銀行カードローン:年5〜10%
• 住宅ローン:年0.5〜1%
• 定期預金:年0.002〜0.2%
リボ払いの金利は住宅ローンの15〜36倍です。
リボ払いから抜け出せません。どうすればいいですか?
段階的なアプローチが有効です。
ステップ1:現状把握
• 残高、金利、月々の支払額を確認
• このツールで完済までのシミュレーション
ステップ2:新規利用停止
• リボ払い中はカード利用を控える
• 現金・デビットカードに切り替え
ステップ3:返済額を増やす
• 月1,000円でも増額する
• ボーナスで繰り上げ返済
ステップ4:家計見直し
• 固定費削減(通信費、保険など)
• 副業・アルバイトで返済原資確保
ステップ5:専門家に相談
• 消費者信用センター
• ファイナンシャルプランナー
• 債務整理(最終手段)
リボ払いは絶対に使わない方がいいですか?
基本的には避けるべきです。
どうしても必要な場合:
• 短期間(1〜3ヶ月)で完済できる
• 一時的な資金繰りの問題
• すぐに一括返済する予定
リボ払いが危険なケース:
• 長期間(半年以上)の利用
• 毎月の支払額が少ない(元金が減らない)
• 返済中に追加利用を続ける
• 複数のカードでリボ払い