太陽光発電収益計算ツール

発電容量と売電単価から、年間の売電収入の目安をかんたん試算

太陽光発電の年間収益を計算

太陽光発電を設置すると、発電した電気を家で使うだけでなく、 余った電気を電力会社に売ることで売電収入を得ることができます。

この太陽光発電収益計算ツールでは、発電設備の容量(kW)と 電力会社との契約における売電単価(円/kWh)を入力するだけで、 年間の売電収入と月間の収入の目安を自動で計算します。

「この容量だとどのくらい収益が見込めるのか」「売電単価が変わるとどの程度収入が変化するのか」など、 設置前の検討やシミュレーションに役立てることができます。

パネル全体の定格容量を入力します。 たとえば「5kWシステム」の場合は「5」と入力します。
電力会社との契約で決まっている売電単価を入力します。 固定価格買取制度(FIT)などで単価が決まっている場合は、その金額をもとに設定してください。

📘 このツールの使い方

  1. 設置予定または検討中の太陽光発電の容量(kW)を確認します。
  2. 契約している、または想定している売電単価(円/kWh)を入力します。
  3. 「計算する」をタップすると、年間の売電収入の目安年間発電量・月間収入が表示されます。

屋根の向きや地域の日射量などにより実際の発電量は変わりますが、 「このくらいの規模だとどの程度の収入イメージになるか」をつかむのに向いています。

💡 この太陽光発電収益計算ツールの前提

実際の発電量は、地域の日射量・屋根の向き(方位)・傾斜角・パネルの性能・影の影響などによって大きく変わります。 しかし、すべての条件を細かく入力するとツールが複雑になってしまうため、 ここでは比較的よく使われる年平均の発電量の目安を前提にしたシンプルなモデルを採用しています。

計算式(このツールの前提)
発電容量 = C(kW)
売電単価 = P(円/kWh)

年間発電量(kWh) = C × 1,100
年間売電収入(円) = 年間発電量 × P
月間売電収入(円) = 年間売電収入 ÷ 12

ここでは、1kWあたり年間約1,100kWh発電するという前提を置いています。 地域や条件によっては1,000kWh前後になることもあれば、1,200kWhを超える場合もあります。 このツールはその中間的な値を使った標準的なシミュレーションだと考えてください。

💡 計算例:5kWシステム・売電単価16円/kWhの場合

たとえば、次の条件を入力したとします。

  • 発電容量:5kW
  • 売電単価:16円/kWh

このとき、計算は次のようになります。

  • 年間発電量 = 5kW × 1,100 = 5,500kWh
  • 年間売電収入 = 5,500kWh × 16円 ≒ 88,000円
  • 月間売電収入 = 88,000円 ÷ 12 ≒ 7,300円前後

実際には季節によって発電量が増減するため、月ごとに同じ金額になるわけではありませんが、 年間を通したおおまかな収入イメージをつかむには十分な目安になります。

💡 自家消費と売電のバランスについて

このツールは、計算を簡単にするために発電した電気をすべて売電する前提で試算しています。 実際には、

  • 昼間の家電・エアコン・給湯などに自家消費する分
  • 余った分だけを電力会社に売る

に分かれます。 自家消費した分は「電気代の節約」という形で家計にプラスになりますが、 このツールでは売電収入に特化した金額の目安を出す仕様になっています。

💡 導入コストや償却年数を考えるときの使い方

太陽光発電を導入するかどうか検討する際には、発電設備の導入費用と、 このツールで求めた年間の売電収入の目安を組み合わせて考えることが多いです。

  • 導入費用 ÷ 年間売電収入 ≒ おおまかな回収年数

実際には、メンテナンス費用・パワーコンディショナの交換・パネル性能の経年劣化、 固定価格買取期間終了後の単価など、検討すべき要素は多くあります。 このツールは、まず収入側の大きさをつかむための第一歩として利用してください。

💡 回収年数の見方

太陽光発電の検討では、「年間の売電収入」だけで判断すると誤解が生じやすいため、 初期費用を何年で回収できるか(回収年数)も合わせて確認するのがおすすめです。

回収年数の目安は、次の式で求められます。

たとえば初期費用が150万円、年間売電収入が9万円の場合、回収年数は約16.7年(150万円 ÷ 9万円)となります。 なお、実際には売電単価の変化、機器の経年劣化、メンテナンス費用などにより回収年数は前後します。

💡 売電単価の変化と見積もりの考え方

FIT(固定価格買取制度)期間中は売電単価が一定でも、期間終了後は単価が下がるケースがあります。 その場合、収益の柱は売電収入から自家消費による電気代削減へ移りやすくなります。

本ツールは「売電収入」を中心にした試算です。FIT終了後や自家消費の比率が大きい場合は、 電気代削減分も含めたシミュレーション(家計の固定費削減)として併せて検討すると、判断精度が上がります。

💡 試算をより現実に近づけるためのチェック項目

❓ よくある質問(FAQ)

Q1. 実際の発電量とどのくらい差が出ますか?

発電量は、地域の日射量・屋根の向きや角度・影の有無・パネルや機器の性能などで大きく変わります。 このツールは「1kWあたり年間約1,100kWh」という標準的な値を前提にしているため、 条件によっては実際と数十%程度の差が出る可能性があります。

Q2. 固定価格買取制度(FIT)の期間や単価の変化は考慮していますか?

このツールでは、入力した売電単価がずっと変わらない前提で計算しています。 実際のFITでは買取期間が決まっていたり、制度終了後は単価が下がることもあります。 複数年にわたるシミュレーションを行う場合は、期間ごとに単価を変えて別途試算する必要があります。

Q3. 消費した分の電気代節約は計算に入っていますか?

このツールでは、発電した電気をすべて売ったと仮定して計算しています。 実際には、自宅で使った分は電気料金の節約としてメリットがありますが、 その分は金額に含めていません。 「売電収入」と「電気代の削減効果」は分けて考える必要があります。

Q4. 途中でパネルの出力が落ちることは考慮していますか?

太陽光パネルは長年使うと少しずつ出力が低下すると言われていますが、 このツールでは出力が一定である前提で計算しています。 長期的な収支を考える場合は、年数に応じて発電量を少しずつ減らすシナリオも別途検討してみてください。